「早春の福島へ」 202502 よかったところ」topへ
2025年 2回目のツアーは(1回目はお上りさんの東京)、宮城と福島へ孫連れで出かけます。) |
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私の住んでいる所は、北上高地の中に刻まれた細い曲がりくねった谷筋に集落が並んでいるというような所なので、縦横に広がりがある他県の道を走り回ると羨ましく感じます。 こちらは宮城県の幹線道路から外れたところにある、旧支倉小学校の跡を活用した施設です。子供たちが遊んだり、物品販売・飲食施設もあって結構にぎわっています。大人も楽しめます。知らない施設をタンケンするのは大人でもワクワクします。 |
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今日の宿泊先は福島別荘ですが、お風呂は外でいただいて向かいます。お風呂と昼食が同時にとれて、子供が楽しめる動物が居て遊具もある、とんとんの丘もちぶた館に来ました。 |
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本業が酪農なのかどうかはわかりませんが、こちらの豚肉メニューはとても美味しくてボリュームがあります。他の麺類も大満足の味と価格です。 動物は馬・鹿の他、カピバラ・ウサギ・羊・山羊・牛・亀・インコなど沢山いて、餌をあげることもできます。餌のキャベツがこの時点で高額なので、お買い得に感じます。 |
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翌日のスポット一か所目は、リカちゃんキャッスルです。開館直後には右上写真の左側に居る、人が入ったリアル リカちゃんが出迎えてくれますが、それ以後は、右の仕掛けの入った等身大の電動人形がお相手をしてくれます。 | ||
館内では、スマホでリカちゃんと一緒の合成写真が撮れるスポットが何か所か有ったり、なり切れる小道具があったり、人形製造工程を見学出来たり、ジオラマ、ショップなど長時間楽しむことができます。 | ||
次に向かったのはムシテックワールドです。その名の通り昆虫が展示の中心で、他の自然科学(社会科学に対して)のものもあります。少し前に東京の国立科学博物館企画展で昆虫展を見てきたのですが、その時は入場料が大人でたしか2500円と、高額のわりにそんなに充実していない感じでした。 | ||
ムシテックの入場料は大人410円、小学生100円!です。なのであまり期待していなかったのですが、いろんなコーナーがあって充実しています。 特にキリギリスやゲンゴロウやカブトムシ類などの生体が居ます。虫がテーマだから当たり前…と思いそうですが、真冬のこの季節に多種多数の生体を準備することが、いかに大変であるか想像に難くありません。 |
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科博にも巨大昆虫のモデルがありましたが、こちらでも何種類かあって、さらに入館者が何らかの形で参加できる工夫がされています。 | ||
こちらでは巨大なトンボの下に操縦者が乗って(上に羽の一部)、リムスキーコルサコフの「くまんばちの飛行」の曲に合わせて、モニターに映される飛行映像や昆虫社会の様々な場面を経験しながら、トンボになりきることができます。 | ||
羽ばたきの回数を、入館者の回す発電機ハンドルの速度で表示することで、家族でその回数を競ったり、蚊に血を吸われる過程を「味わったり」もできます。 二階に上がると吹き抜けホールの壁沿いには虫以外の科学に関する説明や屋上には航空機の操縦席もあります。 |
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回転する重量円盤を持って左右に傾けると、持った人の方が回転するという、運動量保存の法則を実体験することもできます。 大人でも良く理解しながら楽しめる施設です。 ちなみにこの場所は30年くらい前でしょうか、福島で博覧会が開かれて、来たことのある場所のようです。 |
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次の訪問ポイントは コミュタン福島 です。福島県内にはこのような文化的な展示啓発施設が多くあって勉強になります。広大な駐車場のわりは空いています。 | ||
ホールの写真左にある青や緑の図形投影がされている、三次曲面で構成された部分は、球体内部に全天球投影を行う装置の外面です。 入場時に説明されますが、東京上野の国立科学博物館にある装置と同様です。球体の中央にかけられた橋の上から、360度映像を観覧できます。上野の投影内容はたぶん愛地球博(2005年)のものを移設しただけと思いますが、こちらでは新たなソフトが導入されていて、映像もきれいなようです。 一つだけ違うのが、上野では入って左側が正面映像であるのに対し、こちらでは右側が正面の映像が多いです。 |
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こちらでも立体地形図に、上から様々な情報が投影されて理解しやすく説明されます。 | ||
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こちらも最近の体験型展示によく登場しますが、お台場のダイバーシティにもあった、白い砂場とリアルタイムプロジェクションを組み合わせたものです。 | |
緑の所は、砂が盛り上がった部分に、想像ですがセンサーで「標高」を検知して緑色の投影をするようにできているのだと思われます。 同様に低いところには、水色の投影をしていて、しかも手を動かしたり、砂山を崩すと波立ちまでもが表現されます。 孫に任せず、私もやってみたかったのですが、カメラを持っているので、砂粒が機体に入ると故障原因になるのでがまんしました。 福島にはまだ見ていない施設もあるので、今後も訪問予定です。 (この項完了) |
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